私が好きなフレーバーテキスト
Mtgのカードにはフレーバーテキストが書かれているものが多くありますよね
私は新しいエキスパンションのパックを剥く時は能力よりも先にフレーバーテキストを読むくらいにはフレーバーテキストが好きです
少し紹介します
突進するグリフィン
爪は四つ、翼は二つ、嘴は一つ、躊躇は無し。
私はマジックオリジンから始めたのですが、当時一目惚れしたカードがこれ
最初に作った青白飛行みたいなデッキに入ってました
正直リミテでも怪しいレベルのクリーチャーですがめちゃめちゃ好きです
いかにも勇敢そうなその見た目とロックなフレーバーテキスト
今でもお気に入りのカードの一つです
空を飲み込むもの
世界をこんなペットと引き換えにするのか?
5マナ8/8飛行の超絶スペックに付けられた途方もないデメリット
絶対こんな奴と世界を引き換えにはしません(断言)
でもかわいいから好き
焼夷流
「計画は?」と ギデオンが訊いた。
「何言ってるの?」とチャンドラが答えた。
異界月で描かれたエルドラージとの戦闘中の一幕
赤いチャンドラと白いギデオンの対比が面白いです
その場にジェイスがいたらなんと答えるのでしょうか
徴税理事
入館は無料です。必ずご寄付を。
━━ヴィズコーパ銀行の建物外の告知
イラつくー☆
オルゾフ組のケチくささがよく出ている逸品
絶対いかねえぞこんな銀行
包囲サイ
アブザンの軍獣が到来するだけで、敵は統制を乱して逃走を開始する。
かつてスタンダードを席巻したアブザン家が誇るスーパー生物
改めて見ても意味不明なスペック
酔った勢いで考えたとしか思えないですね
フレーバーテキストもなかなか素敵です
英語版のフレーバーテキストは
”The mere approach of an Abzan war beast is enough to send enemies fleeing in panic.”
となっています
これだとなんだか普通のフレーバーテキストですが、日本語訳は「統制」と「逃走」が韻を踏んでいて読んでいて心地いい文章になっています
日本語訳の方がより包囲サイが如何に危険な生物かをよく表せていると思います
ならず者の精製屋
自然に、身の回りに、いくらでもあるのさ。まぁ試してみて。何か問題があったら言ってよ。
現在のスタンダード禁止カード
とても皮肉が効いたフレーバーテキストである
カラデシュはガバガバな調整が多く、物議を醸し多くの禁止カードを出してしまった悲しいエキスパンションとなってしまった
ならず者の精製屋もその1枚
3マナ3/2ワンドロー、エネルギーを二つ得る
エネルギーは3つでワンドローの計算なのでだいたい2枚引いているようなもんである
オマケに3/2という無視出来ないボディ付き
このカードを使わないミッドレンジ以降のゲームレンジのデッキ全てを嘲笑うかのような便利っぷりが許されるはずもなく
マロー君、社長室に行こう
力の化身
最も絶望的な時、ラノワールのエルフには最後に歌う歌がある。
カスレアでもフレーバーテキストが素晴らしい場合は往々にしてあります
これもその一枚
やはり能力とマッチしたフレーバーテキストは最高です
素のスペックは8マナ8/8トランプル
これだけではかなり弱いですが、相手の場に大量にクリーチャーがいる場合にのみその力を貸してくれます
ピンチの時に駆け付けてくれる…いやもうコイツが出る頃にはピンチを通り越してますね
しかしラノワールのエルフたちにとっては守護神のような存在なのかもしれません
ゴブリンの長槍使い
棒のどっちが尖っているか理解ができたことで、彼は警備役に昇格した。
ゴブリンのフレーバーテキストは面白いやつが多すぎて紹介しきれないのでとりあえず一つだけ
もはやmtg界でマスコットと化したゴブリンたち
どんな酷い扱いを受けてもどこにでも湧くゴブリンたちには賞賛の念を禁じ得ないです
この長槍使いもどっちが尖ってるのか本当にわかってるのでしょうか
実はわかっていないような気もします
最後の言葉
いつか、誰かが私を打ち負かすだろう。
だがそれは今日ではないし、お前にでもない。
”Someday, someone will best me. But it won't be today, and it won't be you”.
個人的にフレーバーテキスト界で双璧を成すのがゴブリンとカウンターです
その中でもやはり外せないのがこれ
日本語訳もさることながら、英語版は口に出してつい読みたくなってしまいます
カウンターのフレーバーテキストはどれもこれも皮肉ばっかりで相手を小馬鹿にするようなものばかりです
これはそういう意味ではカウンターの中では異色なものだと思います
他にも数え切れないほど素晴らしいフレーバーテキストがあります
またいつか紹介するかもしれません
今日はこのへんで