イニストラードドラフト攻略

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更新さぼっててすみませんでした

今回は久しぶりの更新はドラフトでミシックまで行ったのでそれまでに得た知見をメモ代わりに書いていきます

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全部で18回くらいやって到達しました

詳しい戦績は付けてないのでわかりませんが0-3が二回、勝率は多分65~67%くらいだと思います

 

 

 

今回のドラフトは最近のセットの中でも非常に難しい部類で、プロの間でも色の評価やカードの強さが定まっていません

まだまだはじまったばかりなのでこれからどんどん研究が進んでいくと思いますが、現段階でのあれこれを簡単にですが記します

 

まず第一に色の評価ですが、

青≧黒>白≧赤>緑

だと思います

しかしこれは単純なものであり、イニストラードドラフトのパワーバランスを表したものではなく、あまり意味はありません

色の強弱はそこまで重要ではなく、色の組み合わせの方が重要です

緑は一番弱いと思ってはいますが、青緑は強い色の組み合わせだと思っています

反対に赤はかなり強い色だと思っていますが、赤緑は弱いので僕は絶対にピックしません

単純に強い色をピックしたり、カードの点数表を見て点の高い順にカードを集めても強いデッキにはなりません

 

今回のドラフトにおいて点数表はあまり役に立ちません

もちろん日和見は最高のアンコであることに疑いはありません

黒いデッキならどの色の組み合わせであっても活躍するでしょう

 

今回のドラフトが難しい理由は

特定の色の組み合わせでないと真価を発揮しないカードがある

のです

点数表とにらめっこしてても勝てない理由がここにあります

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ガヴォニーの罠師

例えばこれらのカード、青のスピリットは実は青白のマルチカラーのクリーチャーです

吸血鬼は赤黒のカードですし、タッパーは赤白においてこれ以上のカードは存在しないレベルのカードです

 

詳しく見ていきましょう

青のスピリットは降霊かスピリットを捨てないとボーナスを得られません

ただのルーターとして使うだけならこれより強いカードは青にはたくさんあります

しかし青白で降霊やスピリットを大量にピック出来ているデッキならこのクリーチャーはアンコモン級の活躍が期待できます

 

吸血鬼は優秀なスタッツと回避能力とデメリットを持っています

このカードが一番輝くのはライフを狙い続ける赤黒で間違いありません

2ターン目こいつから展開できる赤黒はどんなデッキが相手でも勝ちうるパワーを持ちます

しかしサクリファイスシナジーを用いて盤面のコントロールを目指す白黒や腐乱ゾンビを用いてコントロールを目指す青黒のようなデッキではあまり活躍できません

赤黒なら是が非でもピックしたいレベルのカードですが、他の色の組み合わせをピックしている場合は優先度はかなりさがり、アンプレと言ってもいいレベルです

 

白のタッパーは今回のドラフトでの白のキーになるコモンです

集会の達成にパワー0の存在は貴重です

それに加えて環境的にタッパーが非常に強いのです

とにかくアグレッシブに攻めたい赤白においてこのタッパーは10点のカードです

ピックの状況によっては白のアンコと同時に流れてきたとしてもこちらを優先する場合もあるほど赤白はこのカードに依存しています

白黒や青白でもこのカードは一定の強さを発揮しますが、赤白ほどの必須パーツではありません

 

 

他にも単色のカードに見えて実はマルチカラーのスペルがこのセットには数多く紛れ込んでいます

特定の色の組み合わせで使うとカードの点数が爆上がりするものと爆下がりするカードがあります

それらを見極めてできるだけ色の合うカードを集める必要があります

青黒やってるから点数高いこの黒のカードを取ろう

では、おそらくいつまでも勝率は上がりません

 

また、このセットは非常にプレイアブルなカードが多く、ほとんどすべてのカードが何かしらの使い道があります

異世界の凝視血の契約岐路の蝋燭案内溺墓の融合体

一見するとアンプレのクソコモンでも色の合う組み合わせならば活躍できます

凝視は青緑のフラッシュバックと青のアンコエンチャをたくさん入れたデッキで、2ドロー2ペイは月光の古参兵を入れた白黒のボードコントロールでならライフをたくさん回復できるのでリソース確保の手段として優秀です

青の3/6は盤面が膠着しやすい青黒ゾンビでつかうことがあります

赤の火力で焼かれないサイズとアンブロ能力が非常に渋く、僕はアンプレだとは思っていません

繰り返しになりますが、このドラフトで最も重要なのは色の組み合わせです

色の強弱ではありません

 

 

 

ワイのピック方針

ここからは実際のピックで何を意識するかです

非常に簡単です

①赤緑は絶対にやらない

どの色の組み合わせでも入ってるレアリティの平均が高ければ戦えます

しかし赤緑だけはレアリティが高くても弱いデッキにしかならないので僕は絶対にピックしません

赤の5点オールと神話ウーズと緑タイタンとアーリンがあればやるかもしれません

 

②5マナ以上のクリーチャーをなるべく入れない

今回のドラフトは除去が非常に強く、重いクリーチャーは簡単に対処されてしまうためリスクが高いです

特に黒のコモン除去三種と青のライブラリトップにバウンスするインスタントがテンポ面でも優秀で5マナ以上の重いクリーチャーをプレイする気が失せます

踊り食いなんて1マナでなんでも追放できちゃいますからね

コストもアホみたいに適当に沸くゾンビがいるので困りません

アンコモン以下で積極的にプレイしてもいいと思える5マナ以上のクリーチャーは

戦墓の大群戦慄の猟犬

今のところこの二種のみです

これ以外でも入るカードはありますが基本的にいれたくないです

重いクリーチャーはリスキーです

 

③多色化はできるだけ避ける

今回のドラフトは多色地形がレアと進化する未開地しかありません

マナサポートもあるにはありますが、使い勝手のいいものはありません

加えて占術がほとんどありません

つまり、めっちゃ事故ります

常にスクリューとフラッドの恐怖に怯えながらプレイすることになります

STXとD&Dがかなり事故りにくかったのでそれと比べると雲泥の差です

こんな状況で3色以上のデッキをプレイするのはもはや狂気の沙汰と言ってもよいでしょう

多色化せざるを得ない場合もありますが、極力2色でまとめられるように意識してピックしましょう

 

④レアが強い

レアが強いです

ボム環境と言ってもいいかもしれません

勝因、死因の一位は恐らくレアでしょう

色の組み合わせに負けることよりも入ってるレアが強すぎて勝ったり負けたりすることの方が圧倒的に多いです

レアリティが低くても成立しやすい青黒が人気ですが青黒よりレアの方が強いです

出たレアに寄せるピックをしてもいいと思います

 

 

手が吊ってきたのでそろそろ終わりります

7勝したデッキリスト貼っておきます

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↓はBO3で3-0した時の白緑

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