起源の光 終焉の闇 メタゲームブレイクダウン
はじめに
3/29に新弾”起源の光 終焉の闇”がリリースされて数日が過ぎました
私も久しぶりにシャドウバースを起動して遊んでいます
この激動の数日間のメタゲームを3つのデッキを中心に順を追って振り返ってみたいと思います
スタン落ち
新弾追加に伴いバハムート降臨がスタン落ちしました。
その中でも大きな影響を与えると思われるものが以下の4枚
実装当初から暴れ続けた強(狂)カードたちが一斉にスタンダードから退場しました
空白になった玉座を目指して熾烈なゲームオブスローンズがはじまりました(ちょこちょこ見てるんですが話が難しい;;インプすこ)
ロイヤル
まず最初に玉座に付いたのはロイヤル
圧倒的な展開力を武器に最速でグランドマスター到達したこのデッキは守護、疾走、ライフゲインと全方位にスキのない構成です
アルベールを失いましたが白黒、セリア、ワルツ、スカイフォートレスといった強力な新カードが多数追加されました
アーサーがとにかく強烈でどれだけ処理しても1枚で復帰してきます
サハイスラ、バハムートといった盤面リセットがないスタンダードではロイヤルの攻撃を受け止めるのは非常に困難でしょう
ビショップ
しかしすぐさまビショップが反撃を仕掛けます
教会ビショップと呼ばれるそのデッキは強靭なスタッツとフィニッシャーを武器に玉座へと駆け上がります
宝石の甲羅とケリュネイアを絡めた中盤の展開力はロイヤルに匹敵します
除去しながら展開、そしてフィニッシャーのヘヴンリーナイトへ繋ぐ動きはロイヤルと言えど受け止め難く雑多なデッキを蹴散らしました
希望導くジャンヌというAoEも備えており対応力は随一です
(個人的にはアイテールとイージスは不要だと思っています
イージスが必要になるゲームレンジの試合が少なく、置く暇がありません
安全にイージスが着地できる展開ならそもそもイージスは要らないだろうというのが私の考えです
アイテールとイージスの枠をドローソースと中盤を支えるカードにした方が環境的には合っていると思います )
ロイヤルとビショップ、この2つのデッキに共通しているコンセプトは”盤面で戦う”ということです
バハムートとサハイスラという優秀な(インチキとも言う)盤面リセットが無いならばひたすら盤面を強化して殴り倒そうというわけです
この2つのデッキが環境をリードするかに見えましたが、第3のリーダーが名乗りを上げます
彼の名は、ネメシス
ネメシス
時空転生が出てすぐの頃アーティファクトネメシスを組んで回していたことがあります
加速装置とマキナが揃った時のブン回りには目を見張るものがありましたが、あるカードが無理すぎて心が折れてシャドバを閉じました
そうバハムートです
ひたすら盤面を作り続けるこのデッキは非常にバハムートに弱かったのです
どれだけ盤面を作ろうとも加速装置ごとブッ飛ばしてくる10マナ13/13の化け物相手にこのデッキは余りにも無力でした
しかし新弾でミリアムという新戦力を手に入れ、なんと言ってもバハムートが消えました
そして環境では盤面で戦う2つのデッキが暴れ回っています
ネメシスにとってこれ以上ないフィールドでしょう
加速装置とマキナが揃った時のネメシスのPPは無限と言っても差し支えないレベルであり、どんな強固な盤面もクリアして再展開できます
また”相手に合わせて対戦中にデッキを作る”事が可能です
これだけで記事1本書けるくらい奥が深いので割愛しますが、ざっくり言うとこのリーダー相手はレディアントが必要だから積極的に埋めて増やす 反対に守護が必要ならそちらを重点的に増やすといったカスタマイズが対戦中に行えます
しかしその代償として非常にプレイングが複雑です
何が何枚埋まっているのか、どれを使って引くべきなのか
顔を詰めるのか、盤面を取るのか
あらゆる場面で選択肢が無数に存在し操作も煩雑です
【シャドウバース】 理を超える アーティファクト記憶術 - IKEのTCG雑記
ネメシスに興味がある人はまずこの記事に目を通すと良いと思います
盤面から顔面へ?
以上3つがここまでの環境の代表的なデッキです
どのデッキにも共通する事として非常に盤面が強いです
フォロワー同士の戦闘や進化を切るタイミング、ダメージレースを仕掛けるタイミングなどセンスが問われる部分が多く、上手い人ほど勝てる環境なのではないでしょうか
上記のデッキが余りにも盤面が強いので盤面を捨てたフェイスをひたすら狙うアグロが次第に勝てるようになるのではと思っています
ロイヤルビショップネメシスどれも回しましたが潜伏ロイヤルやアグロヴァンプ、秘術バーンウィッチに負けることも多々あります
今後フェイス系のデッキが台頭してメタゲームが回るととても面白いことになりそうなので期待しています
今回はここまで。